研究の概要
心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対する主な治療法は薬物療法と心理療法ですが、お薬では改善しにくかったり、心理療法でトラウマを話すことが負担だったりする患者さんも少なくありません。良い治療法がないために、診察に来ない患者さんもたくさんいます。
私たちは、メマンチン(現在アルツハイマー型認知症の治療に広く用いられています)というお薬を12週間飲むだけで、治療のためにトラウマを詳しく話さなくてもPTSDが改善することを発見しました。
この効果を確かめるために、さらに厳密な研究を行なっています。
研究の内容
メマンチンをプラセボ(偽薬)と比べて、 本当に効果があることを証明します。
17週間服用していただき、下記の表のタイミングで診察に来院していただきます。
※どちらのお薬を服用することになるかは担当医もご参加者もわかりません。
※本研究の後で、必ずメマンチンを服用できる別の研究をご案内いたします。
詳しくは担当者よりご説明いたします。
診察は国立精神・神経医療研究センター病院(NCNP病院)にて、平日の日中に行います。
規定により、謝金・交通費実費相当分をお支払いします。
研究の詳しい説明はこちら
セルフチェックと研究参加のお申込み
安全に研究にご参加いただくために、参加基準を設けております。下記ボタンより研究参加のためのセルフチェックを受けていただき、全て該当された方は参加のお申込みが可能です。
必ずご本人のご記入をお願いします。